肝臓が弱ってきた時の自覚症状

体調不良の中年女性肝臓の主な働きには、物質の代謝、解毒、担汁の生成があります。本来健康な肝臓は、再生能力がとても高い臓器です。例えば肝臓移植などでは、ドナーの肝臓を3分の1切除しますが、2ヶ月ほどで元の大きさに戻ります。ある程度のストレスには耐えてくれる肝臓ですが、限界を超え、機能が低下すると体全体に様々な問題が起こります。

下記に肝臓が弱った場合に出る自覚症状を挙げます。

・体全体が黄色くなる
体のいたる所が黄色みがかった色になります。特に症状が現れやすいのは、顔、手のひらや足の裏、胸部、腹部などです。また、眼球の白目の部分にも症状が出ることがあります。いわゆる黄疸と呼ばれるものです。

これは血液中に含まれるビリルビンという物質が、多くなりすぎたために起こる症状です。ビリルビンは通常、肝臓に運ばれた後に代謝が行われますが、働きが弱っている為にこのような症状が現れます。

・肌に赤い斑点がでる
肝臓病になった人に見られる症状です。くも状血管腫と呼ばれるもので、直径1cm前後の赤い点の周りにくもの足のように血管が浮き出て見えます。また、手のひらの親指と小指の付け根部分が、赤くなる手掌紅斑も同じく肝臓病の症状として知られています。

・肩や全身のコリ
肝臓が弱ってくると、筋肉を包んでいる筋膜や腱が硬くなってしまいます。そのため、体全体の柔軟性が失われて、凝りやすい体になります。

・全身がけだるく常に疲れている
肝臓は体内のアンモニア等の毒素を浄化する働きがあります。この機能がうまく働かないと、体外に疲労物質や老廃物をうまく排出することが出来なくなります。そのため、疲れが取れにくい体になってしまします。

・脂っこいもので消化不良、吐き気を起こす
肝臓は脂肪分を分解するのに必要な胆汁を作りだす器官です。急性肝炎などで担汁が出にくくなると、消化がうまく行えなくなります。ひどい場合には、揚げ物の匂いを嗅いだだけで吐き気をもよおすこともあります。また、それに伴い腸内のバランスも崩れ、ガスが溜まりやすくなるなどの症状も出ます。