肝臓とアルコール

肝臓のことを考える男女肝臓は物言わぬ臓器と言われています。それほどなかなか病状が表面化しない臓器なんです。逆になんらかの症状があらわれたらそれはかなり悪化していることになるため、注意が必要な臓器です。

肝臓とアルコールはとても密接な関係があります。よくお酒を毎日のように飲む方は休肝日をもうけましょうと言われます。飲みすぎずにうまく付き合えば百薬の長とまで言われるお酒ですが、飲み過ぎると肝臓に悪影響が出てきます。

肝臓の働きは多岐にわたり、なんと500種類もの化学反応を短い時間のうちに行われています。アルコールも肝臓で分解吸収されて中性脂肪などに変わってエネルギーとして体の細胞に送られ、不要なアルコールは炭酸ガスと水になって排出されています。

肝臓が正常にこの分解能力を果たせる量には個人差はありますが、男性で1日日本酒約2合、女性なら約1合と言われていますので、それ以上のアルコールは肝脂肪へと変わり、徐々に肝機能が低下していってしまいます。

これをほっておくことで症状が悪化し、最悪肝炎や肝硬変などといた重篤な病気へと進行してしまうため、特に注意が必要です。会社などの健康診断でγGTPの数値が高いと言われている方は主にアルコールの取りすぎが原因になっています。試しに何日かアルコールを控えて再検診すると数値は下がっているといったことがほとんどです。

アルコールをやめれば治るからといった軽い考えはやめましょう、肝臓の状態が悪くなるにつれてアルコールをやめても改善しずらい状況になってしまいますので、やはり過ぎた飲酒はやめて最低でも週に2日は休肝日をもうけて夜食なども控えるようにすることが重要です。

お酒は飲まないから大丈夫という方も安心はできません、最近はアルコールが原因ではない脂肪肝といった持病をお持ちの方も増えています、そういった脂肪肝からも肝炎といった重篤な症状に進行することもありますので、運動や糖分の取りすぎといった生活習慣を見直すことも大事です、とにかく肝臓に関しては油断大敵です、健康的な生活習慣を身に付けることが一番大事なことです。